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インデックスファンドの賢い切り崩し方
コツコツ長期で運用してきたインデックスファンドも、人生の後半に入ってきたら「貯める」のではなく、「使う」方向にシフトしていかなければいけません。
その上手な切り崩しの方法を解説したよ。
上手に切り崩せば、資産を長持ちさせることができます。
結論
- つみたてNISA期間の20年は売らない。
- 給与所得、事業所得があるうちは売らない。
- 4%ルール
- 暴落相場では売らない。
解説
1つみたてNISA期間の20年は売らない。
毎月33,000円で20年間、年利5%で運用していると、13,564,111円になります。
積み立てるだけだと、7,920,000円だから、インデックスファンド運用すると5,644,111円金利が付いているということです。
20年間の運用益5,644,111円には税金がかかりません。
つみたてNISAでなければ税金が20.315%かかりますので、1,146,601円は税金として徴収されます。
切り崩しても税金はかかりませんが、元金が減るので運用益も減ります。
できるだけ、20年間は切り崩さずに非課税枠はMAXで使いたいですね。
2給与所得、事業所得があるうちは売らない。
「つみたてNISA」は20年経つと課税口座に移される。
複利は元金が大きいほど効果が大きいので、つみたてNISA枠内の20年を過ぎても「給与所得」「事業所得」があるうちは売らない方が断然得です。
このまま30年運用すると、税金はかかってきますけど、資産は27,464,535円になり、運用益は15,584,535円!!!!
ちなみに今の平均年利7%だったとしたら、運用益は28,379,043円!!!
まあ、皮算用だけど。まんざら嘘でない数字だと思います。
複利を活用すべし!
34%ルール
給与所得がなくなって、年金生活者となってからは、いかにインデックスファンドを切り崩していくかが気になりますよね。
出口戦略では、4%ルールが有名です。
トリニティ・スタディ2018年の発表では、定額4%で切り崩していてっも、30年後に96%の割合で残高が残っている。
定率:毎年、資産残高の4%を定率で切り崩す。
300万円なら約12万円/年
1,000万円なら約40万円/年
5,000万円なら約200万円/年
4暴落相場では売らない。
暴落相場で切り崩すことは、単純に安く売ることになります。
相場は短期的に大きく変動しても、長期的には良くなっていきます。
それは、世界はどんどん良くなっているから。
ビルゲイツが大絶賛の「ファクトフルネス」は一読の価値ありです。
暴落していたら、しばらく様子を見ることが得策です。
まとめ
- インデックスファンドは「つみたてNISA」期間の20年間は売らない方がお得。
- 「つみたてNISA」期間が終わっても、所得があるうちは継続がお得。
- 切り崩しは、「4%ルール」に従って運用しながら切り崩すことがお得。
インデックスファンドは、は入り口(つみたてNISA)から出口戦略まで、ある意味完ぺきなファンドに仕上がっています。
これはできるだけ早いうちから運用を始めるべき資産運用方法といえると思います。
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